ダイオードレーザーによるレーザー脱毛 栃木県 佐野市【雪乃下皮膚科クリニック】
皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科

面倒なお手入れからの解放。

レーザー脱毛の原理と特徴

レーザー光は通常の光とは違い単一の波長をもち、特定の色を持つ部位に吸収されて熱エネルギーを発生する性質があります。脱毛に使われるレーザーは主にメラニンという黒い色素に反応しやすい波長をもっているため、皮膚を素通りして毛に吸収されます。そしてそこから発生する熱によって毛母や毛根鞘などの周辺組織が破壊され、ほぼ永久的な脱毛効果が得られるわけです。

脱毛模式図

家庭用やエステの脱毛機などの出力が弱い装置でも、毛そのものにエネルギーを与えて破壊することにより、一時的な脱毛効果を得ることは可能です。しかし毛を作り出す周辺組織に十分なダメージを与えることは出来ず、結果として何回も処置を繰り返す必要があります。ただしこの場合も減毛によるお手入れの軽減、毛が細くなって目立たなくなるなどの効果が期待でき、費用が安く安全性も高いことにメリットを感じる方も多いと思います。ただこのような方法では永久的な脱毛効果を得ることはやや難しいと考えられます。

つまり皮膚の正常組織を破壊するという点で、医療機関で受けられるレーザー脱毛は、その他の光治療とは全く異なる特殊な脱毛法であると言えます。

またレーザー脱毛には、成長期の毛だけに反応するという特徴があります。毛には成長期→退行期→休止期というサイクルがあり、退行期や休止期の毛は毛母と密着していないため、この部分に熱エネルギーを伝えられないのです。このため1回の施術では完全な脱毛効果を得ることは出来ません。毛髪サイクルにあわせた施術の3回目くらいからはっきりした効果を実感できるようになり、5回から8回程度で脱毛が完了することが多いようです。もちろんただ単に減毛したいということであれば、1回目からきちんと効果が実感できるはずです。
毛周期

しかし、産毛のようなメラニンの少ない毛には効果が得られにくいので、ヤケドをしないぎりぎりの高出力で照射してもわずかな毛が残る場合があります。


レーザー脱毛の欠点・副作用に関する説明は…こちら

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